ユニコーン『ヒゲとボイン』

僕の大好きな奥田民生さんがボーカルを務めていたバンド、ユニコーン
持ってるCDはちょっとしたベストを二枚だけで、オリジナルは持ってません。
残念でならない、欲しい。


一昨日図書館にて借りた「ヒゲとボイン」。
以前借りた時に真面目に聞かなかったのですが、自分の中でユニコーンブームが到来したので(たまブームも来てますw)また借りました。

1ターボ意味無し
2黒い炎
3ニッポンへ行くの巻
4開店休業
5幸福
6看護婦ロック
7立秋
8ザ・マン・アイ・ラヴ
9フリージャズ
10風
11家
12Oh, What a Beautiful Morning
13風Ⅱ
14車も電話もないけれど
15ヒゲとボイン


一曲目は車の歌。
だるだるのスピードで、ジャリジャリしたギターが鳴っていて、民生さんのソロにありそうな感じ。
もーだーえーるー声~~♪
これとニッポンへ行くの巻、をリピートさせていると、幸せになってきますね。
休日の部屋によく合うのです。

ニッポンへ行くの巻、どっかの国の男性がニッポンへ来て、
「ニッポンてところはなかなかステキ」
宇宙旅行をしてる気分だよ」
「犬がほら服を着てる」
「あそこの女はブロンドに弱いから」
「見ただけでキスしてくれたよ」

と歌う曲。
でも何故か曲調は中国っぽい雰囲気。
途中で銅鑼の音とか中国人の声とか入ってるしww
外国人が隣の国だから中国と日本を混同しちゃってるってのをネタにしているのか?


開店休業で、だらだらと働かない男の、だけど彼女を愛してるという日本の若者の気持ちを歌い、家でお役所仕事のために壊される我が家を子供の目線で歌い、Oh, What a Beautiful Morningでは人生成功者の老人の独白、ニッポンへ行くでは外国人男性ヒゲとボインではサラリーマンの心境を。

これだけバラエティーに富んだ目線で歌うアルバム、すごい!!

ヒゲとボインは名曲、大迷惑を彷彿とさせる、会社で働く男の恋愛と仕事の板ばさみを歌っていて好きなのですが、僕がこのアルバムで一番気に入ったのは

14.車も電話もないけれど

「遠い国から 大きな黒船にのってきた」
「便利なものと あぶない物と 僕のお嫁さん」
「どうすればいいの こっちを見ている彼女 しょうがないから笑ったら」
「不思議ななまりのコ・ン・ニ・チ・ワ」
「二人が歩けば誰もがふりかえる」
「僕らは笑顔で歴史をぬりかえる」


文明開化の手前の時代、その若者の歌ww
どこまで妄想をふくらませればこんな素敵な歌詞が浮かぶんでしょう。
民生さんの頭ん中はステキすぎです!


支離滅裂になりましたが、ここらへんで。