舞城 王太郎

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学校の図書館で見かけて読んでみた『熊の場所』ではまりました。

濁流文章!ダダダっ!!とたたみかける語り口調。
そして純文学な内容。
テーマが人間なのです。

ファンキーで、そしてちょっと下品なのは戸梶 圭太に通じるところがあるけど、ストーリーが痛快一色の戸梶さんと比べ、けっこう緻密な構成。

暴力的なのにどこか優しいので、やられた!と思うことが多いです。

改行が少なく、量の多い文章ですがそれでも読み終わったら「短かったな」と感じる内容です。