皮膚科病院

足の指にまつわる病気に罹ってしまったので、皮膚科に行ってきました。

ビルの3階にある皮膚科に入った瞬間、あの病院特有の清潔で静かな雰囲気(ふんいき)が僕を包み、早くも怖気づく。
何々!?
まず何すりゃいいの!
受付の人に病気の名前を告げんの!?
んなわきゃないか。

と、びくびくしてると、受付のお姉さんが「初めての方ですか?」と声をかけてくれました。
「保険証お持ちですか?」
と言われて保険証を渡すと、化粧濃い目なのに、見た目より優しそうなお姉さんから質問事項が羅列された紙を渡される。
あわあわとその場で記入しようとしたら、「お掛けになってご記入ください」と言われました。
そりゃそうだ。

待合室に上等なエスプレッソマシーンが置いていたので、早速エスプレッソマイルド(お湯を足して薄めたコーヒー)を紙コップに注いで飲みながら記入しました。
名前住所電話番号。
アレルギー暦…は、無しっと。
その他必要事項に○をつけて提出。

「それでは順番が回りましたら、お名前をお呼びいたします」
江戸川乱歩の短篇集を読みながら5分そこら待つと、名前が呼ばれたので、部屋へ。
しまった!
この紙コップどうしよう!
まだ残ってるし、飲み干すには多いし。
「あ、それは部屋に持って入ってけっこうです」
さいですか。

診察室で靴下を脱ぎ、指を見せると、鋏を取り出し、患部の皮を切り取り採取。
ガラス板(プレパラート?)に乗せて、顕微鏡(?)でしばらくそれを観察すると、「ああ虫はいませんねえ」と報告してくれました。
「たぶん汗でかぶれたのかな、湿疹のようなものです」
だそうです。
そして、今使ってる薬は「これは虫がいるときは有効だけど、それ以外のケースで使うと、悪化しちゃう」みたいで、処方箋を渡されました。
病院から徒歩3分くらいのところにある調剤薬局へ行き、処方箋を手渡すと、薬と交換してくれました。

水虫じゃなかったのは嬉しいのですが、早く治ってほしいことに変わりはないですね。