21st Century Schizoid Man

キング・クリムゾンの代表曲の一つ、「21世紀の精神異常者」です。
現在では(と言っても10年以上前からだと思う)諸事情により、「21世紀のスキッツォイドマン」と邦題で表記されたりします。


21st Century Schizoid Man  とぅうぇんてぃーせんちゅりーすきっつぉいどまん


クリムゾンのファーストアルバム「クリムゾン・キングの宮殿」通称‘宮殿’の初っ端の曲。
サックスを取り入れて、ジャズとロックが融合した傑作で、ロバートフリップのギターテクニックも冴える曲、みたいに誰かがライナーに書いてたと思います。
後半にある、狂気のようなユニゾンを聞いて一気に好きになりました。
ボーカルの声が機械でゆがめられていて、それもカッコいいと思いました。

クリムゾンのライブアルバムには、必ずと言っていいほど収録されている曲です。
この曲だけは、どの時期のメンバーでもプレイするので、各時期のスキッツォイドマンを楽しめて良いよ思います。
僕は、オリジナルと、ライブアルバム「Earth bound」に入ってるのが好きです。
「スラック」出した時のメンバーでやったのが入ってる「VROOOM VROOOM」では、テンポが上がっていて一層激しさを増した精神異常者、「太陽と戦慄」「暗黒の世界」を出した時のメンバーでやったのが入ってる「The Nightwatch」では、バイオリンが参加している珍しい精神異常者が聞けます。「エピタフ 69年の追憶」では、初期メンバーの割と正統派の演奏が聞けます。

この曲を聴いてクリムゾンに興味を持っ方も多いと思います。
かなりインパクトのある曲ですから、一回聴けばもう一回となるはずです。
一回じゃ聞き足りないですw
僕は一日に一回は聞いてると思います(筋肉少女帯の『マタンゴ』も一日一回w)。




ギターのロバート・フリップは、メンバーを集める時に、この曲を演奏できることを密かに条件にしていたり、とか考えると面白いですw
いきなり譜面(あるのか?)を渡して「これを次のライブまでに演奏出来るように」とか言ってw
ライブでユニゾンミスったらメンバーから外すとかw
逆に自分がミスってメンバーにシカトされたりとかww
だからいつもライブであんな端っこのライト当たらないところで演奏してるのかも、とかww

妄想は尽きません。