今日『が』桜桃忌、太宰治の誕生日です。

すいません、前回の記事(13日)に「今日は太宰先生の命日で、桜桃忌と呼ばれています」「禅林寺では何か催してるんでしょうか」「僕もお墓参りに行きたいです」と書きました。

命日というのはあっているんですが、桜桃忌と呼ばれているのは今日、19日でした!
本当にすいませんでした。
いったい、誰に謝っているんでしょう僕は。
でも、ファンとして恥ずかしいので一応ここに謝罪を。

では、あらためて、太宰先生お誕生日ありがとうございます!
あなたが生まれてきて小説を書いてくれたおかげで、僕の中にあらたな価値観が生まれました。
そして心が読む前より数倍豊かになりました。
心にそっと語りかけてくる優しい小説たち、本当に感謝しています。


と、先生(勝手に先生って読んだらいけないかな? あと何か照れくさい感じもします)への感謝表明はここまでにして。

今朝、太宰先生の「女生徒」を読み終えました。
ちなみに、13日の記事には「女『子』生徒を読みたいです」と作品の名前を間違えて表記していました。
またまたここに謝罪します。
あちゃちゃ~……。

女生徒は、太宰先生の得意とされている女性の独り言のような文体で書かれている小説を集めた短編集です。
どれもやわらかくて、語りかけてくるような文章で、非常に読みやすいです。
太宰治を最初に読むのなら、有名な「走れメロス」や「人間失格」がありますが、僕は「津軽」か「女生徒」をおすすめします。
僕だけの勝手な意見ですけどw