日記のばか

昨夜、21時から23時まで団地を散歩した。
夜風が心地よかったが、静か過ぎる団地は少し恐かった。

帰宅後シャワーを浴びて、唐突にビートルズの「Lucy in the Sky with Diamond」が聞きたくなったから、携帯電話でYoutubeにアクセスしてPV？を視聴した。
この曲の頭文字の薬物が見せる幻覚だろうか、七色に光る諸々が踊っていた。

午前2時前に寝て、今朝は12時ちょうどに目が覚めた。

ちょこっとblogを覗いてコメント返して、著作権とか片思いとか中学生の恋愛とかいろいろな記事を見た。
本物の女の子は、僕が書く小説の女の子よりもわがままで残酷だった。
キモイ人から告白されたら？ という質問に「死ね」とか「まぢ無理wwwww」とか答える発想は勉強になった。

リコーダーで遊んで（たまの『夕暮れ時のさびしさに』のイントロが吹けるようになった）から昨夜の晩御飯の残り、ゴーヤチャンプルーを食べて、16時に家を出た。

目的地は田園都市線桜新町駅から徒歩10～15分の世田谷中央図書館。
僕が密かにプログレ通りと呼んでいる「歩いているとプログレッシヴロックを聴きたくなる一本道」をKing CrimsonのEarthboundというライブアルバムをiPodで聴きながら歩いた。
鼓膜がひりつくようなサックスを聴きながら図書館で高橋克彦さんの本『小説家 直木賞作家になれるかもしれない秘訣』と、たまのアルバム『たま』と谷山浩子さんのアルバム『漂流楽団』を借りた。

一杯300円で挽きたて入れたての香ばしいコーヒーが飲める喫茶店にて、アイスコーヒーをいただく。
あと二回くればスタンプカードが貯まる。

付け合わせ？のビスケットを噛りながら高橋さんの本を読む。
半自伝のようなものだけど、若者への指南みたいな言葉もたくさんあって心強い。
帰りは町田康さんの短篇集『実録・外道の条件』を読みながら電車に揺られる。

ブログ、『エヴァ～』の野恵んとこからブログが回ってきたからやって、それからこの日記を書いた。

ある受験生の夏の一日。