用賀八景

久しぶりに用賀に行って来ました。
といっても、二週間前に行っているのですが、そのときは図書館に行っただけ。
今回は、その図書館で借りた本を返しに行ったら閉館していたので、ショックを紛らわすために、飲酒散歩をした記録です。






イメージ 1

図書館の近くのお宅の前にある電信柱。
猫を寄せ付けないためのペットボトルでしょうが、あきらかにやりすぎです。
ここに犬が小便をしたなら、片付けるときに汚いですね。

用賀の住宅街を歩いていると「犬の糞は飼い主が責任を持って持ち帰りましょう」という趣旨のことを書いた看板を塀に貼ってある家を多く見かけました。
飼い主のマナーが悪いのでしょうか。
嘆かわしい!





イメージ 2

用賀の夕焼けです。
用賀に住んでいたのは、小学六年の夏から高校二年の夏の五年間です。
中学に入学して携帯電話を買ってもらってから、よく用賀の空を撮影しました。
なんか好きなんですよね。




イメージ 3

そして、これは環八通りに渡してある歩道橋の上から撮った写真。
中学の登下校のとき、この歩道橋を渡っていました。
二子玉川の方角に向かって写真を撮りました。
大きな道路がたくさん交わっていて、この歩道橋の上にいると24時間、車のエンジン音がうるさく鳴っているのを聞けます。





イメージ 4

排ガスと騒音の環八通りに面している総菜屋。
住んでいるときは一度もここで買い物をしたことがないのですが、用賀に住み始めたときから今までずっとやっているので、それなりにおいしいのだろうなと思って今日は寄ってみました。
駅前と住宅街を歩いていたので、すっかり暗くなってますね。




イメージ 5

総菜屋で揚げギョウザと、揚げウィンナーを買いました。
これをつまみにして、近くのスーパーでハイボールを買って歩きながら飲みました。
ギョウザの方が衣がさっくりしていてよかったのですが、それよりウィンナーの秀逸さに驚きました。
揚げウィンナーって、コンビニのお弁当とかに入っているのをいつか食べたことがありますが、記憶に残っていたそれの味とは別物でした。
揚げものなので、それは当然でしょうが。
とにかく、感動する味でした。


ウィンナーの素朴な味を、ぬるくなったハイボールでごくごく流しました。
風がまた心地よくて、ほろ酔いで環八のうるさい中を歩いていたら、すごく寛(くつろ)げました



環八通りは倉庫や自動車用品の店、よくわからないビルなどが雑に並べてあり、夜には最低限の街灯で照らされて殺伐とした通りになります。
さっき撮った夕景だって、電線が張り巡らされていて、とても人工的です。
ああ、ここで思春期を過ごしたのだなぁと思いました。
こんな人工的で、いつでも騒音と排ガスで汚染された空気にさらされ、殺伐としたこの道を自転車で通っていたのか、と思いました。
感性や趣味、思考の方向がこの土地で定まったのです。

お酒のせいか、風のせいか、それともこんなクサイ思考のせいか、ちょっと頭がズキっとしました。



用賀はいい町です!