今日もあんたがナンバーワン!

不在票が投函されていたので、再配達を依頼しました。
今朝、宅配サービスのベルによって目が覚めて玄関でのやりとり。

「着払いですので料金を」
「よし来た」

しかし財布に万札しかない。
申し訳ないなぁと思いつつ万札を出すと、お釣りがないので無理だと。
コンビニまでダッシュしようかと提案したら。

「いやいや、それするくらいならこっちで用意するんで、また来ますよ。
 午後になりますが」
「え~、午後は予定あるんだよなぁ。」
「じゃあ一時間くらいで戻ってきます」
「(「じゃあ」?)よろしく」

体調が悪く寝起きでもあったので、二度寝して待つことに。
1時間ほどしてまた呼び鈴の音で目が覚める。

「あ~、すんませんね。じゃあ、はい」
「あれ!? やっぱり万札なんですか!? てっきり崩してくれてるのかと」
「はぇ~~……?」
「……9千円、数えといてください」

ポンと放られるお札。
確認すると次は小銭が飛んでくる。
手の中でチャリッと音が鳴る。

「……サイン」
「はい」
「はい、はい、ども」

伝票をひったくり、配達員は去っていきました。
40歳くらいの、ちょい悪って見た目のおじさんでした。

午後の約束、どうなってるのかな、と相手に連絡をいれるも返事がなかなか来ない。
再度連絡をするも、返事なし。
そのまま夜になってしまいました。
電話したら「返事忘れててすいません、今日はなしになりました」って。
今、夜の10時前ですよ、『今日』ってなんだよと思いました。おわり。