いつでも素敵な夢を(南米に行きたい)

新曲「ブエノスアイレスへ行きたい」が完成しました。
皮張りタンバリンとカスタネット(両方とも学校教育用)を左右に散らして、アコーディオンで慣れないアルゼンチンタンゴのスタッカートの強いリズムを弾いてコーラスを12トラック使い、とても時間のかかる録音となりました。
図書館で「タンゴ」と名のつくCDを何枚か借りて繰り返し聴くことで染み込んだものが、自分の耳で濾過されてニューウェーブの味付けで演奏できたと思います。

一年三ヶ月のニート期間、そして半年のバイト生活を終えて新しい会社へ。
今までと全く違う業種で珍しいことだらけです。
毎日サラリーマンのコスプレをしている気分です。
働いたお金で、DAWソフトと原付バイクを買おうと思ってます。
しばらく貧乏してたから、また金遣いが荒くなりそう。


10月28日に、M3秋に行ってきました。
開場時間10分前に到着して、目当てのサークルのCDを買ったあとは、試聴機コーナーで1時間以上ねばって新しい音楽を探しました。
ジャケットに似たような女の子のイラストが描いてあるものが多くて、少し気になる外見のCDがあってもボーカル処理がひどくて聞けたものじゃなかったりして苦戦しましたが、いくつかすごいものを発見できたので嬉しかったです。
両方インストだったので、次は歌ものでよいものが発見できたらいいな。


「夢」をテーマにしたアルバムを作りたいので、夢について考えています。
アルバムのタイトルに「夢」とか「ドリーム」を入れたらどうしてもダサくなるので悩む。
一曲目は「性的無意識」二曲目は「都合のいい不条理」を歌ったので、次は何を歌うかでも悩む。
自分が夢に対して抱くイメージは大まかにその二つだったのですが、他にも「感覚の誤認(五感の取り違え)」とか「サイケデリックな視覚イメージ」などがありそう。
母親の胎内で生まれる前に外の景色を見た記憶があるのですが(小さい頃に見た夢を勘違いしてるのだと思う)そういう「夢の記憶を現実の記憶に置き換えてしまう」とかも歌えそう。

・全曲に歌詞やサウンドで水のモチーフを登場させること
・一人称、二人称(僕/君、わたし/あなたetc)は使わないこと
・ミックスダウン時の音量バランスはヘッドホンではなくスピーカーで聴いて調整すること
・一行でもいいので本音を入れること
・今までに使わなかった技法を一つは入れること(必ず実験的姿勢でいること)

こういう制約を設けて作っていこうと思います。