宮沢賢治

学校の友達の紹介で一冊読んでみました。

情景描写がきれいで、くさいセリフでいうと「絵画の中を歩いているよう」ですね。

お話の内容はほとんどが絵本のような語り口なので、ほんわかしたシーンではあったかくなり、残酷な表現があったりすると余計に怖く感じるなど、人の心にたくみに入り込んできます。

お話の内容は怖い話、幻想的な話、おとぎ話などですね。
怖いのはけっこう精神にじわじわくる怖さですね。じわじわ。
幻想的な話は内容というより、その空気、雰囲気が綺麗です。

話が一つ一つ短いので読みやすいのもいいですね。