四角四面の筆

今朝は体調がすぐれず午後まで寝てました。
寝てしまうと体調はある程度復活し、午後一の授業に出て、それからは最後まで学校にいました。
授業中もせきが止まらず、グロテスクな音をまき散らしてしまい申し訳ないやら情けないやら。

夏になると空調の温度設定が中にずっといる人に合わせられているためとても寒い思いをします。
冬の暖房よりましですが(体がかゆくなりますよね)、やはり半袖のシャツ一枚で冷房効いた部屋に長時間いるのは耐えられません。
夏でもジャケットを着用したいです。
というのも、図書室でミュージカル映画の傑作「サウンド・オブ・ミュージック」を見ていたのですが、あまりの寒さに頭が痛くなって途中までしか見られなかったのが悔しいのです。
トラップ一家があの後どうなるのか気になるので、ジャケットを装備してまた挑みたいと思います。
ちなみにトラップ一家は罠を仕掛けて訪問者を殺害するPSゲーム「刻命館」「影牢」「蒼魔灯」とは全く関係ありません(中学生のとき、僕は名作劇場の『トラップ家族』をホラーアニメだと思っていた)





文章の書き方、のような本を何冊か読んで、共通して書かれていたことに気付いたのでここに書きます。

まず擬音、擬態語を使わない
擬音語とは「ふわふわ」「くるくる」「ゆらゆら」などです。
僕はこれを多用して詩を書いていたので耳に痛い話です。

次は比喩を多用しない
「○○のように」「○○がごとき」なんかですね。
僕は比喩が好きなのに……。
暗喩(メタファー)ならいいのか!? メタ小説とかいう単語があるくらいだし。

描写と説明は違う
面倒なので詳しく書きませんが、何かを説明するだけだったら日記だよ、ということらしいです。
小説とは何か! みたいなテーマに転がりそうですね。

読めない漢字、常用漢字外のものは控える
読者ありきの小説、読めなかったら意味がありません。
あくまでわかりやすい表現を選びましょう、と言われました。
友達が「難しい漢字を目立たせたいシーンに使うといいよ」と言っていたので、僕は難しい漢字使ってるかも……。

一文(ワン・センテンス)は短く
町田康舞城王太郎が好きな僕にとって、これは致命的な指摘ですね。
「あなたの目指している文章は悪文です」と言われたようなものです。
いいじゃん!          ………リズミカルだったらね。

構成、句読点、改行、これらは読者へのサービス
読者がなるべく読みやすくするための気配りは描写でも文体でもなく、ここに表れるようです。
これは意識したいです。

主語をころころ変えない
これはなるほど、と思いました。
うっかりして一文のなかで主語が変わってしまった経験があるので、気をつけていきたいです。
一文が長くなったり、登場人物が入り組んでくると起こりやすいです。

実体験は強い
実際に体験したことはやはり文章がノって、良い文を書きやすいそうです。
まぁそうでしょうね。 

テーマを決めて書く
一番言いたいこと、その一行のために何百ページも費やすような。
そのテーマがありさえすれば、後はそれを表現するに相応しい材料選びと文章センスで勝負、だそうです。


かなりかいつまんで初歩的なことを書きました。
改めて言われるとハッとするようなこともあったりしたので、小説サークルのメンバーの方々も、たまにはこういう基礎に習ってみるのもいいですよ。
一番いい文章訓練はひたすら書くことと、名文に慣れ親しむことですがね。あくまで基礎ですよ。




ハッチポッチステーション」や「むしまるQ」という番組がNHK教育番組で放送されてました(まだやっているのかな?)。
僕は子供の頃にそれらを見ていたのですが、最近その番組中で洋楽ロックをカヴァーした音楽が普通に流れていた事実を知ってびっくりしました。
例えば、グッチさんがフレディー・マーキュリー(QUEENのボーカル)の格好をして「ボヘミアン・ラプソディー」に「犬のおまわりさん」の歌詞を乗せて歌ったりです。
ムシムシQでは、Kingcrimsonの「太陽と戦慄2」のリフにウーパールーパーのキャラがボーカルを乗せるという奇天烈な曲があったりしました。


むしまるQ

はっぴいえんど「風をあつめて」風の「みずのなかのちいさなクマ」
http://www.youtube.com/watch?v=JYltJc0EJlo

キングクリムゾン「太陽と戦慄パート2」風の「ウーパークィーンのきゅうでん」
http://www.youtube.com/watch?v=m_w-n7LGkiI&feature=related



ディープ・パープル「スモーク・オン・ザ・ウォーター」風の「いっしゅうかん」
http://www.youtube.com/watch?v=3cG2BGEF-Vw





まさか子供の頃からポップス、ハードロック、プログレを聞いていたとは……。
NHKは子供たちを洗脳しようとしてたのでしょうか(笑)
まぁなんにせよ、親御さんたちは大喜びだったことでしょう。