噛ませていただきます

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突然ですが、僕は噛むのが好きです。

「あらららぎさん」
「一個多いぞ」
「失礼、噛みまみた」
「わざとじゃなかったのか!」

あ、こういう「噛む」ではありません。  ※元ネタ「化物語



上下の歯を合わせて、アゴの筋肉を使って物を挟んで圧迫し、それを連続で行ったり、持続して行ったりする行為です。


メシをいただく際には、味はもちろん、歯応えはその料理が良いものであるかを判断する時にかなり重要
なファクターとなります。あくまで僕の場合。
ここで具体的に料理の話をするのもいいのですが、ちょいと割愛しますね。


僕の持っているクセの中に、「口内の肉を噛む」というものがあります。
口内の肉を噛むと、べろんと薄皮がめくれ、ちぎれ、そんで壁がだんだらになります。
普通に、厚い箇所を甘噛みすることありますが、基本は薄皮をちぎるように噛むのがクセです。

このクセ、あまり見た目がよくないです。
口内を噛むということは、口の形を変形させて、唇をゆがめて噛むので、傍から見たら阿呆のようなのです。

やめよう、と思っても気付いたらやっていたりするので、抑止するためにガムを噛むことにしました。
ロッテの板ガム、グリーンなんとかってのをチョイスしました。
これを、時間が空いたら噛むようにすると口内カミカミも少なくなりました。
……が、今度は別の問題が。
それは、ガムの噛むのが気持ち良くて、あまりにも強くネチネチと噛むので、歯、アゴが痛くなってしまうということです。

僕は一度噛んだガムはなかなか吐きだしません。
中学生のときは、友達にもらったガムを平気で半日噛んでいられましたね。
ってことで、その長時間噛むことに加え、口寂しさを紛らさすために必要以上に強くガムを噛むため、奥歯が痛かったりします。
前歯で噛むわけにもいかないし……。




ガムがないときに、というか噛めないときというのがあります。
それは授業中ですね。
高校のとき、僕は授業中に噛み癖をなんで慰めていたかというと、自分の指でございます。
シャーペンなどは、歯型がついたりするとみっともないので嫌でした。
自分の指の、第二関節をみなさん、前歯でくわえてみてください。
そう、ちょうど関節の膨らみが引っ掛かって、指を引っ張っても抜けない状態になりますよね。
その状態がベストでした。
そこを、親指を除いた四本の指×両手=八本の指でループさせます。
指を変えるタイミングは、痛みに耐えきれなくなったら。
そう、自分の指を、歯とアゴが満足行くまで噛むと、指の方がさきに悲鳴を上げてしまうんですね。
痛いのです。
ガムだとアゴが、指だと指が、それぞれ悲鳴を上げます。


アイスの棒、木製の平たい棒、あれを犬歯で挟んでガジガジやるのも良いのですが、すぐにばらけてしまって、木屑が口内に散らばって嫌な気持ちになります。
携帯電話は、サイズも硬さも良さげなのですが、壊れそうなので駄目です。
単行本は、唾液で湿ったり歯型がつくのが嫌です。
人の指だと、自分は痛くないけど、噛まれた人は痛いので僕の頭をどついたりして、結果僕が痛いので駄目です。

僕はゲームセンターのワニワニパニックのワニの生まれ変わりなのでしょうか……。

結局、ガムを適度な強さで噛むというのが最善でしょう。
何か、噛むのにちょうどいい物がございましたら、ご報告お願いします。
ご報告があったらその喜びをまず噛みしめたいと思います。