振ると音がするんじゃよ

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※写真はイメージです。家に帰ってから撮りました。

美容室にて、「ほな、どないせぇゆぅね」の歌詞カードを見せて一言。

僕「こういう風にしてほしいんですけど……」
店員さん「ん~、わっかりました~」

しゃんしゃん、っと髪を洗い、ちゃきちゃき、っと髪を切り、しょんしょん、っと細かく整え、わわわ、っと掃ったりして大体それっぽく仕上げてもらいました。

ええやんけ、これ、ええやんけ、納得のできです。



久しぶりに行ったにも関わらず、店員のお姉さんは僕のことを覚えてくれていて、なれなれしく(=親しげに)「久しぶりだね~、まだバイト続けてる?」っと話しかけてくれました。
髪を切っているときも、世間話をまるで部活の先輩としているくらいのテンションでしました。
大学生になったら、髪切り屋でマッサージをしてもらえるようになったのですが、クッションを抱いてアゴを乗せて、肩を指圧されてるときに、なんかこういうのっていいな、っと思ってしまいました。
普段は、「髪を切るのに3000円なんて払いたくない」と思っている僕ですが、それはたぶんお姉さんではなくて男性だったらもっと切実です。

モテない男にとって、女性と触れ合える美容室という空間は、ある意味風俗店です。
いつまでたっても中学生みたいなこと言っててすいません。



髪を切ったあと、
マクドナルドでマックポークを二つとアイスコーヒーで昼食を摂りました。
マックポークって直訳したら「豚の息子」ってなりません? なりません?
っと言いたかったのですが、あいにく僕は一人。
向かいの席で中学生か高校生のカップルが一緒にゲーム画面を覗いてのほほんとしているのを睨みけり。



図書館に行き、本とCDを返却して、同時にジェームス・ブラウン、イエスパティ・スミスのCDを借りました。
ソウルにプログレにパンク、見事にバラけました。
本も借りました。
本谷有希子田山花袋の本を借りました。
ただいま、本谷さんを画像検索してみたら、美しい方でした。
小説家、劇作家、演出家、そんで美貌、なんだこの完璧超人は。卑屈になりけり。




用賀の用事(諧謔味)を済ませたあとは、渋谷に行きました。
YAMAHAでベースのストラップを、KEY楽器店でマラカスを購入しました。
マラカスを購入する際、いろんな物を試しに振ってみたのですが、中でも革製のちょっとお高いものは素晴らしい音色がしました。
乾いていて、土臭い音にときめき、五分ほど振り振りして楽しんでいたのですが、マラカスに7000円も払うほどパーカッションに命をかけていないので、2000円のプラスチック製のものをチョイスしました。
音が大きくて、「シャカシャカ」より、「ザカザカ」と音がするものを選びました。

西尾維新の「零崎曲識(ぜろざきまがしき)の人間人間」という本の中で、零崎曲識という、音楽で人の心身を操る殺人鬼が、マラカスのことを称して「最小のオーケストラ」と呼んでいるのですが、なるほど、マラカスというのは振り方によって毎回微妙に音が違って、不思議と人の心を捉える魅力のある楽器ですね。






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                     買ったもの。
           ストラップはキラキラ光るカラフルなキノコ柄!





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                装着したら、けっこう悪趣味でした。悪くない。