やわらかい鉄人

先日、深夜0時にバイト先に集合して、店長の車に乗ってフットサルをしに遊技場へ行って来ました。
僕は久しぶりに体を動かしたのと、サッカーなんてほとんどやったことがないのとでかなり疲れました。

サッカーボールでみなさんがリフティングしているのを見て、芸術的だなぁと思いました。
ダンスとか演劇とかを見て感じる類の感動を覚えました。
スポーツから勝ち負けを取り除くと、美しさが残るというのは意外な発見です。
ボールに磁石がついてて、靴や体にくっついたり反発したりしているような動きが僕を魅了しました。

でも筋肉痛で脚の付け根や膝が痛くて、二度とごめんです。誘われたら行くけど。




朝の八時に家にたどり着き、シャワーを浴びたりご飯を食べたりしたら、でかける準備をして国際展示場、いわゆるビッグサイトにでかけてきました。
14日に開かれた創作同人即売会コミティアに参加しに行きました。
初めて苅田狼藉のお二人に生で会えました。
感動して、少しお話しました。
人当たりのいい人相で、話しやすい方たちでした。
苅田狼藉の曲をバンドでカバーしたいと言ったら、快諾してくれて嬉しかったです。

開催日にちなんで、イラストを印刷したチロルチョコもいただきました。
新作のCDを購入した僕は、差し入れに持ってきた明治チョコを渡してさよならしました。


気になる本をチェックして、TAGROのサークルで同人誌を買ったり(嬉しい!)文芸フリマでお世話になった鳥護さんやいづみ菊乃さんに思いがけず出合ってお話できたりしました。
あと、駒沢大学漫研が参加していたらしいのですが、素通りしてしまいました。次回はちゃんとチェックします……。

隣の棟で同時刻に行われていた「擬人化王国」というイベントに、イラスト感謝!の記事でイラストを提供してくれた大学の同級生がサークルで参加しているというので挨拶に行きました。
しかし、そこはヘタリアという、国を擬人化した女性に大人気のジャンルの区間で、イベント会場の九割以上が女性、しかもみんな若くて可愛い!という異様な空間でした。
息ができなくなるような居心地の悪さを感じたのですが、絵師さん(腐女子)の場所までたどり着くと、緊張がほぐれてつい長居してしまいました。
自分の持ってきた同人誌と差し入れのチョコを渡して、作品をもらって、ついでに詩集の表紙のデザインの依頼などをしてその場を後にしました。

外に出ると、いつものように男性が歩いていて、ああ男が滅びたわけじゃなくてよかった、などとSFな妄想をしたりして家路に着きました。





徹夜でサッカーしてビッグサイトで買い物して、家に帰ったのならすぐに眠ったらいいのに、ベースで作曲などをして時間をすごして、気付いたら気絶するように寝てました。

二時間ほど眠ってから、バイトに出かけて、筋肉痛でずきずきする脚に耐えながら仕事しました。
今は帰ってきて、部屋で苅田狼藉さんのCDを聴きながらこれを書いています。
初期の方の曲はサイケデリックな印象の曲もあり、メロディーが複雑ですが、最近のはわかりやすいポップでパンキッシュな曲などがある、などの傾向がみられて面白いです。