ホーメイに挑戦(+口琴)

昨年、処女詩集である「女々シズム詩集」をコピー本ではありますが作り、好評をいただいたので第二段の「ドロリズム詩集」をただいま編集しています。
ドロリズム詩集は、その名の通り、液体のように形の定まらない「不定形」にこだわった詩集であります。嘘であります。
女々シズム詩集と大きく違う点は、ブログに載せていない書き下ろしが大半をしめているということで、今はその書き下ろしの詩を書いている最中です。

お披露目は、東京は大田区の蒲田にて行われる文学フリーマーケットにて「新波小説団」というサークルで行います。
例によって無料で配布するので、興味のある方はどうぞ足をお運びください。


ああ、まだ編集が始まったばかりなのに告知をするという……。
これでプレッシャーがかかり、ちゃんと仕事ができそうです。













※音量注意。少し大きいです。




スタジオにて、ホーメイの練習をしてきました。
いつかやろうと思って、なかなかできなかったので、つい熱中してしまいました。

あ、そこのあなた、これを読んで首をかしげているあなた!
「『ホーメイ』って何? ホームズの姪っ子?」と惑乱してるあなた!
そんなあなたに軽くホーメイの説明を。


と言っても、僕もあまり詳しくは知らないんですけどね。
今急いで調べたところ、ホーメイとは、ロシア連邦トゥバ共和国に伝わる特殊な歌唱法で、舌や口腔内の形を微妙に変えて空気の振動を利用して声の中の倍音(音の中の別の小さい音)を強調させて美しい響きを聞かせるものです。
ちょっとわかりにくいですが、モンゴルの平原で頬の赤いおじちゃんが「ウ~~~イ~~~」などと歌って、そこに口笛のような高い音やぶるぶる震える低い音が加わっているのをテレビで見たことがないですか? そういうものです。
ホーミーとも呼ばれます。

詳しくはYouTubeで「ホーメイ」と検索すれば優れた歌手のホーメイが聞けるのでぜひどうぞ。
ちなみに日本で有名なホーメイ歌唱者はヒカシューというバンドの巻上公一氏。トゥバに渡って勉強して、正式な大会でもかなりの成績を持っている、らしい。





そんなホーメイに挑戦してみたのですが、全く思うようにいかず、ぴろぴろとちっちゃい音が鳴るばかり……。
でも一応鳴ってる! ということで、それを導入部分、ていうか枕にして、口琴の曲に繋げてみました。
口琴は、福島の雑貨屋で買ったベトナム生まれのプラスチックボディーのやつ。かなり好みの音!
ついでにビョークの曲みたいな変なメロディーを歌いながら(口琴を咥えているため声が明瞭でないw)ドラムのバスドラでリズムを取って、即興の曲を作ってみました。


ううん、常々思うけど、僕がやりたい音楽ってなんなんだ?