東京サブカルツアー

ただいま、横浜市の我が家にブログ「黒猫のジゼル」のClanと「不良青年のパンクな文芸日記<飛蝗編> 」の緑黒飛蝗(みどりぐろばった、通称モノクロ)が泊まっています。

茨城と福島から、それぞれ高速バスを使って東京駅までやってきた二人を連れてJR中央線中野駅に連れて行きました。


線路沿いの香ばしい外見のカレー屋で昼食をとりました。
メインの前に出されたにんじんスープがあっさりしていておいしかったです。
メインのカレーは、サフランで黄色く染まったパラパラのライスに玉ねぎやにんじんなどが細かく刻んで入れてあるルーのかかった、甘口でどんどんイケる美味なものでした。
店主の人柄もよかったので、また中野に立ち寄った際には食べに行きます。



イメージ 1


中野の裏路地を探索。
不思議なビルを発見。
飲み屋街の中で異彩を放つたたずまい。
ビルの中には妖しいお店ばかりでした。
そのビルの近くには、クラシックとジャズのレコードばかり置いてある老婆の経営する駄菓子屋みたいなレコードショップがあったり、ゲームバーという趣旨のよくわからない素敵なお店がたくさんありました。





探索が終わったあとは、中野ブロードウェイでひとしきりお買い物。
CDショップでグレイプバインナゴムレコードのコンピレーション、あがた森魚の古いCDを買いました。
アングラ雑貨屋のタコシェでは町田ひらく香山哲の漫画、ヒカシューのCDを買いました。
とても満足しましたが、二人の買っていた球体関節人形の写真集、昭和の街並みの写真集なども、僕の琴線を搔き鳴らすものでした。お金はいくらあっても足りないものですね。

休憩に、と立ち寄ったブロードウェイ内の小さな喫茶店でコーヒーを飲みました。
店内のテレビで水戸黄門が放送されていて、黄門さまが印籠を見せびらかせてどや顔するところまで見て店を出ました。


イメージ 2


お人形を作る、または愛でる人専門店の店先にあった顔のパーツたち。
そんなきらきらした目で僕を見るなぁあぁぁああ! 怖いから……。








ブログ「滑走路に十字架」のナハトさんと合流して、どこかチェーンの居酒屋でコースを注文して、鍋やら揚げ物やらサラダがどんどこ運ばれてくるのを突っつきながら猥談。
僕はビールを一杯飲んだあとはずっとジュースを飲んでましたが、Clanとモノクロは調子に乗ってウィスキーやらカクテルやらをどんどこ飲んでいたので、帰りの電車内でキツそうでした。

途中、降りる駅を間違えてタイムロスがあり、二人の体力を無駄に消耗させたことをここで謝ります。あ、面と向かっても謝ったので安心してください。ごめんね。


僕の家に到着したのは日付が変わる頃。
それから三人で無言で買ってきた漫画を熟読。
それぞれが黙々と漫画を読み、たまにネットでバンクーバーオリンピックフィギュアスケートの映像や今井メロのラップなどを見ながら夜を過ごしました。
三時過ぎに誰が言い出したわけでもなく就寝。

昼の11時に無理やり目を覚まして、バスに乗って岡本太郎美術館へ。
岡本太郎の作品を目の前にして、みな真剣な目。
僕は監視員の女性が眠いのを我慢しているのを見て和んだりしてました。
いや、ちゃんと作品も見ましたし、解説などを見ていろいろと考えたりもしましたが、ここではこっぱずかしいので書きません。

一つだけ感想を言うと、「黒い生きもの」という油絵?の作品を見て小さな子供が「なんかこわ~い」と言っていたのが印象的でした。
子供の方が的確に雰囲気をつかんでしまうのですごいです。


イメージ 3


美術館の外で猫が寝ているのを見てなごむ二人。
微笑ましい光景で、女子受けしそうな絵面だったのでぱちり。








くたくたになって帰宅し、今は僕の部屋で過去に購入した漫画や同人誌などを二人がザッピングしている横で記事を書いています。
すんごいダラダラ。


あ、二人は明日行われる、とある文芸交流会に参加するために上京してきたのです。
僕も参加してくるので、今度の記事はその模様などをお伝えします。