ラ・痰吸引

先週の日曜日、Inside Outさんの企画、IEにまたまたお邪魔させていただきました。
(僕にとっては)おなじみの「みじんこ洞」さんにて、交流を深めました。
今回は、企画自体が終了してから、飲み会だけ参加してきました。
僕にしては珍しく、ウィスキーを二杯、という驚異の量を飲んだにも関わらず、気持ち悪くなったりもせずに、楽しくお話することができました。
Inside Outの本多さんは、「今回の企画の出来は50%くらいかな」と言ってました。
飲み会は100%の楽しさでしたよ!


夜も更けて来て、お開きというところで田園都市線の終電がないことに気付きました。
仕方がないから、漫画喫茶で朝まで時間をつぶそうと思いました。
しかし、お金が足りない。
日曜日の深夜から月曜日の朝まで、コンビニのATMはメンテナンスで使えなくなるのです。
持金は…………300円!


深夜一時の渋谷で途方にくれました。
路上ミュージシャンがやたら綺麗な声で弾き語りをして、それを酔っぱらいと外国人は囃したててました。
僕も大きな声で歌いながら、隣の駅(池尻大橋駅)まで移動しました。
渋谷は楽しいけど、なんとなく危ないな、と思ったからです。




イメージ 1


国道246号線を歩いているときに撮った写真です。
無機質な風景ですね~。




池尻大橋までたどり着いたら、座れるところを探しました。
すると、商店街の中にベンチがありました。
屋根があって、小雨がちの雨露もしのげます。
この時点で午前二時でした。
カップ焼きそばとペットボトルのお茶を購入して、これを夜食としました。


ツイッターで友達と会話したりして時間をつぶしたり、ベンチに横になったりしました。
その日は風の強い日で、商店街のシャッターが揺れてガタガタとすさまじい音を立てていました。
そのうえ風で体温が下がり、寒くてとても眠れませんでした。
本を顔に載せて寝っ転がっていても、意識がはっきりとある状態のまま一時間くらいすごしました。
日が昇れば少しは暖かくなるだろうと思っていたのですが、午前五時になって日が昇っても、雲が分厚くてちっとも暖かくなりませんでした。
明るさで本を読むことができたので、それで退屈をしのぎました。




イメージ 2


そろそろお店の人が起きてくるだろうと思ったので、そこからまた移動しました。
ベンチで若い男が寝ていたら、まぁ普通は酔っぱらいがつぶれたのだろうくらいにしか思いませんが、それでも画像のように空き巣とか通り魔とか、なんだか危険な人物に思われる可能性もなくはないですからね。
駒沢大学付近まで移動し、授業が始まるまで時間をつぶそうと思いました。
風がひどかったのですが、幸い雨が小ぶりのままで、傘をささずとも充分なほどでした。





イメージ 3


池尻大橋の住宅街、路地裏を細かく散策した後に三軒茶屋へ。
三軒茶屋の飲み屋街は面白いです。
とても細い路地裏に入り込むと、そこは小さな店舗がいらかを競っている激戦区なのです。
暴力団追放モデル地区、というステッカーの貼ってあるお店の前に「ゲロ、立ち小便するな!! 人間のクズだぞ(原文ママ)」「サツに即 通報するぞ(原文ママ)」という、暴力的で恐ろしい注意書きが貼ってあったのが笑えました。
「いやいや、暴力団りあんた怖いでしょ!」

キャロットタワーをバックに、雑多に連なる店たちが味のある風景です。





駒沢大学駅まで到着したときに、時間は午前7時でした。
まだまだ時間があったので、ついでにその周辺も散歩しておきました。
住宅街をたっぷり歩いてみたのですが、入り組んだ道が迷路のようになっていて、本当に迷いそうになりながらも無事に駅前に戻ることができました。

駅前のマクドナルドで本を読んだり居眠りして時間をつぶし、十時半から始まる授業に出てきました。
授業は全て気を失ったように爆睡。プリントよだれまみれ。





寒さで喉がやられたのか、咳が止まりません。
しかも、痰が喉にからみついてとても不快です。
体の調子は良いので、その夜はバイトにも行きました。
ですが、これを書いている今も、まだ痰がのどにギトギト絡みます。
先日、試しにカラオケに行ってみたら普通に歌えたのですが、心配です。
もちを吸い取るように、掃除機で痰を吸引したいです(きったねぇ話題で恐縮です)。