フジロックに行ってきたよ! (後編)

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前編同様、文章はかなり少なめで(それでも、他のブログに比べたらけっこう多い)。


体温が少し上がったので、フランスのロックバンド「MAGMA」のステージを見に行きました。
四十分に渡る長大な曲で、圧巻のステージでした。
一つの歌劇を完成させたかのような、物語の中にあるような演奏でした。
客がアンコールを求めてましたが、ドラムがメンバー紹介をして終わりました。
そりゃあ、そこでまた何十分も演奏されたら運営側はたまったもんじゃないでしょうからね(笑)





無料で使えるでかいテントの中で仮眠。
目が覚めたら、若い女性がたくさんテントの中にいました。
夢かと思ったら現実だった。
そわそわ落ち着かないので、雨でふやけた本を読んだりツイッターで呟きまくったりした。






夜の一時からケン・イシイのステージ。
一時間以上、ひたすら踊った。
その後、外国人のDJのときははじっこで休憩。
一時間後、石野卓球が出て来て、また小一時間踊りまくる。
ぬかるみの中で、靴が泥まみれ。靴下まで泥が。






朝の四時半に会場を走って脱出。
バスにひらりと飛び乗って、越後湯沢駅へ。
朝定食を安く食べられる店が駅構内にあったので、豚肉定食を注文。
店員さんが可愛い女性だった。
もう二度と会うことはないんだろうな、と思った。
外国人がメニューに書かれた鮭定食を指さして「サーモン、サーモン、サーモン、サーモン」と連呼してた。一回でよろし。
「レルヒさん」という、目の死んだキャラクターの写真を撮影。
ぐっちゃぐっちゃの靴で新幹線に乗り、車内では裸足になって席についた。
少し寝るかと思って目をつぶったら、次の瞬間東京駅に着いてた。

東京駅から渋谷まで山手線に乗ったときに新幹線の切符を落とした。
駅員さんに説明するのが面倒で、新幹線の運賃は先に払っていたので、とにかく東京から渋谷までの運賃を払えばいいと思って事情を説明。
「東京駅から乗ったという証明ができるものを提示してください」と言われ、そんなものあるわけないので狼狽。
しかも新幹線に乗ったということを口走ってしまい、さっきと言っていることが違うと言われた。
眠気と疲れで自分でも何を言っているのかわからず、かなりキ○○イのような言動をしてしまった。
それを見て呆れたのか面倒くさがられたのか、駅員さんが急に「190円でいいです」と言ったので、さっさと払って逃げるようにその場を後にした。
もしかしたら、ここで駅員室に連れていかれて…………ということもあったかもしれなかったと思うとぞっとする。
「何口から乗りましたか? 乗る前は乗り換えはしましたか? 乗ったという証明はできますか?」目が怖かった……。
嘘をついた僕が悪い。





家に帰ってから、服を着たまま、しかも土足でシャワーを浴びる。
いくらゆすいでも靴から泥が出てきた。
9時~23時までの十四時間ほど眠り、朝まで起きていた。

ヒカシューが見られなかった悔しさがどうしても拭えず、そして泥が靴に浸水して気持ち悪いまま十何時間も歩いたり踊って疲れた。
一番キツかったのは一人で行ったこと。
次の日にサークルの用事で学校に行ったのだけれど、フジロックの間は売店で注文するとき以外は喋らなかったので、急にたくさん喋ったり笑ったりして、顔の筋肉がめちゃ痛くなった。

足も顔も首も頭も痛かったけど、もう全部治りました。
人間の回復力、すごい!