第11回文学フリマ日記(後半)

12月5日、日曜日の朝八時に団長が仮面ライダーを見るために起床したのをきっかけに団員も起床。
プリキュアを流しながら朝の身支度。
団長がネックレスを風呂場の排水溝に落としたり、朝から下ネタで盛り上がる柳井やコン君など朝からやかましい新波の面々。
なぜこんなにテンションが高いのかというと、新波小説団が活動するときはいつも雨が降るのですが、文学フリマの当日は青空の広がるいい天気だったのです。
これはテンションがあがる!




みたらし団子とサラダせんべい、栄養ドリンクとジャスミン茶を朝ご飯にしてから会場に向かいました。
会場の大田区産業プラザPiOまでは、徒歩三分ほどでした。
それほど会場から近いホテルでした。

ブース参加のチケットをもらって、入場の列に並びました。
10時20分くらいにブース参加者の開場があり、そして一般会場の11時までに机の上に本を並べたりしました。
本は、印刷所のポプルスさんのイベント直接搬入サービスを利用していたので、ブースの机のところに段ボールでどかんと届いてありました。






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このブログにも二年くらい前からたびたび登場している赤ちゃん師匠を使って、コン君直筆のウェルカムボードをレイアウト。
団長が椅子を借りたり見本誌コーナーに持っていく本を用意したり、各種用紙に書き込んだりしている間に忽蘭とすとろとこの作業をしました。

ブース参加者のチケットは三枚までの発行なので、コン君は11時に一般参加者の列に並んで入ってもらいました。
その後、憂雪さんもやってきて、交代制で売り子をやっていきました。




団誌一号の表紙を描いてくれたル野路、二号と三号と僕の詩集の表紙の絵を描いてくれたimoduruもやってきて、大学の文芸部の人やバンドの仲間やブース参加者でお世話になってる方など、いろいろな人と顔を合わせることができました。
新波関係者で集合写真も撮りました(バンドのドラムが撮ってくれました)。
その場に居合わせた新波メンバーは団長、ル野路、忽蘭、柳井、すとろ、imoduru、憂雪さん、近衛の八人!
そしてその場に来れなかった、うかりあきまち、あみ、赤木さんも含めると、新波はけっこう大所帯となってきます。
新波は拡大、拡散を繰り返してます!




各々、売り子や買い物を全うし、17時に閉会するまで楽しみました。
前回より、レイアウトや恰好などに工夫を凝らしている人を多く見かけた気がします。
あと、ツイッターを使った宣伝方法や、それ自体を小説として利用している方も多くみました。
常連さんの顔も覚えて、文学フリマ参加三回目の今、空気に慣れることがやっとできた気がします。

今回の参加ブースは約540で、過去最大となります。
一階の大展示ホールと、二階の小展示ホールを利用してのボリュームのあるイベントでした。
11時~17時と、過去より一時間延びた時間も手伝って、来場者も多かったそうです。
創作系のイベントだと、コミティアもありますが、あちらは入場に少なくとも千円かかりますが、こちらは入場自体は無料なので、都内に住んでいれば安価で来ることができるのが魅力につながってると思います。
文章系同人とは言え、開場の雰囲気からしてそんな堅苦しいイベントでないので、書いてない人も興味ない人もどんどん来ればいいと思いますよ。

次回は六月、そしてその次も開催決定。
次回はイベント開場のキャパシティーを超す参加申し込みが予想されるので、抽選が起こるかもだそうです。




いろんな人の支えでやっていけてる新波なので、お世話になった人の話を。
印刷所のポプルスさんは、直接ブースまで足を運んでくれて、印刷に問題がなかったかを確認しにきてくれました。
こういうサービスは素敵だと思います。

高円寺の料理屋、「まんま みじんこ洞」の方は、新波小説団の団誌をお店に置いてくれているのですが、今回はブースにやってきてくれたのみならず、差し入れにおいしいチョコレートをもらいました。
おいしゅうございました(もぐもぐ)

お隣のサークルのUnder09(アンダーナイン)さんは、ジュースをくれたり、ハサミを貸してくれたりと、とてもお世話になりました!
閉会のときにも片付けを手伝ってもらい、本当に助かりました!

いつも柳井未奈人や新波小説団の活動を見に来てくれるブロ友のナハトさん。
そこにいるだけで感謝という、カイジで言えば佐原的な感じの人です。
今度憂雪さんとカラオケ行きましょう!




日記なので、続き!
中華料理屋で打ち上げをして、東京駅で解散して、各々自分の家へと。
新波のメンバーは、コン君と忽蘭がバスに乗れないで、東京で朝まで過ごしたというのをツイッターで見て、その悲痛な感じは涙(と笑い)を誘いました。


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家に帰ってから、印刷所のパンフレットを眺めたり、買ってきた本の整理をしたりしました。
そして翌日には、売れ残った本も届きました。
自分の本の出来をじっくり見てます。
次回はどんなことをしようか、これから楽しみです。





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こちらが買ってきた本たちです。
たくさん買った気がしてましたが、家にひろげてみたら結構少なかったです。
コミティアでウェット趣味の漫画を描いていた人の絵が表紙の小説があったのと、無料の冊子「全家畜」を発行している平方二寸さんの本が印象的です。
アオハルに漫画を載せていた青木俊直さんのロックだじゃれは、1ページ目がフランクザッパのだじゃれで、文学フリマの前日がザッパの命日だったのに運命を感じて購入しました。
里崎工房さんのジョーク集も読むのが楽しみです。





文学フリマのレポを書いた人は、「文学フリマ事務局」のブログへとトラバするといいでしょう。
さっき文学フリマのHPを覗いたら、参加した感想などを募集しているということだったので。


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もしトラックバックでここに来た人がいたらいいな。
そして、書きすぎでごめんなさい。
まとめるのが下手です!


それでは、文学フリマさん(?)来年もよろしくお願いします。
僕たちに表現の場を与えてくれて感謝しています。