懐かしくて未来的

「ゲームをやりすぎると現実と虚構の区別がつかなくなって、リセットが可能だと思ったり死生観がゆがんだりする」とか言う頓珍漢がまだいるかは定かではありませんが、最近のゲームのグラフィックはとても綺麗ですね。

たとえばゲームセンターに行ってストリートファイターや鉄拳、バーチャファイターの最新シリーズを見ると、すごい臨場感の映像と音、そしてリアルなキャラクターが闘っています。
レースゲームの車体や街並み、ガンシューティングゲームでの重火器類、手に掴めそうにリアル。

近頃では、3D映像が楽しめるゲームなんかもありますね。
僕は子供の頃、ディズニーランドの3Dでドカーンと来る映像を楽しむアトラクションが目を圧迫されるようであまり好きじゃなかったです。
先端恐怖症の人の気持ちがわかった気がします。



その3Dですが、赤と緑のセロハンテープでレンズを作ったメガネをかけて見ると立体的に浮かび上がって見える絵とか、二つの絵を寄り目にして重ねて見ると立体的に見えるとか、昔からいろいろありましたよね、3D的なもの。






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ですが、3Dと聞いて真っ先に思い出すのはこのバーチャルボーイ
1995年に任天堂から発売されて、日本では数カ月で廃れてしまったゲームハードです。

ゴーグルのような本体を覗きこみ、コントローラーで操作。
赤と黒の二色画面で、奥行きの感じられる立体感のある映像が新鮮でした。
僕は小さな頃、デパートのゲーム売り場でこれで2、3分遊んだ記憶があります。
すごく未来的でカッコいいと思っていましたが、驚くほど普及しておらず、それ以来遊んでいません。





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あと3Dからはちょっと離れますが、このスーパースコープでも遊ぶ機会がありました。
テレビの上かどっかに受信機を置いて、このスコープから出る赤外線か何かで操作するというもので、これがないと遊べないゲームがあります。
ヨッシーのロードハンティング」が代表作ですが、これとスコープを持っている友達がいたのです。
しかし、偶然電池が入っておらず、家の中にもなくて、小学生だった僕たちはお金がなくて電池も買えず
スーパースコープで遊ぶことはできませんでした。
一応、電源を入れるとデモ画面が見られたのですが、これまた奥行きがあって3Dを感じるものでした。

今思えば、これらはニンテンドー3DSとかWiiとかのプロトタイプのような気がします。






さて、ゲームのグラフィックがこれからもどんどん綺麗になっていき、容量の問題も解決していけば、ほぼ実写のゲームが手軽に遊べるようになることと思います。
そしたら僕はプロレスのゲームをぜひ遊びたい。
実写そのものの画面で遊べたら面白いだろうなぁ、ということで闘魂烈伝の新作がでないかな。