ダムを見るまで(下)

さて、ダムを下側から見た三人は、次は上から見ようと戻ります。
階段のあるところまで「ダム広場」と名付けられたちょっとした公園になっていたので、そこを歩いて階段のあるところまで向いました。







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三保ダムの50/1サイズミニチュアです。
泥で汚れてなんともわびしい気持ちにさせてくれるすぐれもの。



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脱衣所でシャツがうまく脱げなくて苦戦している女性の像。
作品の名前は「蒼天」でした。



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広場の公衆トイレ。
入り口の男用のトイレのマークが剥がれ落ちてて、代わりに黒のペンキで「男」と書かれていました。




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これが元の場所に戻るための階段です。
斜面は下りのときにショートカットができたのですが、かなりの急斜面だったので、帰りはショートカットが使えなくて時間を食い過ぎるというので階段を選びました。
この高低差を行き来して息も絶え絶えになる三人。
クライマーズハイ(?)になって歌をうたったりする有様。



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上からダムがちょうど見える位置は、なんと管理区域で立ち入り禁止でした。
しょうがないので、上から見た良いロケーションを載せておきます。
この道の先にダムがあり、左側に上編で下った斜面があり、右側には湖があります。




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立ち入り禁止区域の看板の手前のちょっとした休憩所にあった案内板。
なんと横にある照明にはセンサーとスピーカーがついていて、前を通るとヴィヴァルディの「四季」より「春」が流れ出し、それにのせて女性の声でダムと湖に関するアナウンスがなされました。
いきなり鳴りだしてびっくりしましたが、休憩しながら4、5分ほどの放送を全部聴きました。
帰りにその前を通ったらまた鳴りだしました。
素通りすると、遠くで鳴っているのがなんともまたわびしい気持ちにさせてくれました。
わびしい気持ちになりたければ、一人で冬の平日の丹沢湖を訪れるのがオススメです。




ダムの周りの草木を管理する人たちを見た以外は、ほとんど人とすれ違いませんでした。
駐車場に停まっていた車も地元の人の車でしたし、僕たち以外によそから来た人はいなかったんじゃないでしょうか。

帰る前に、友人が調べておいたスーパー銭湯に寄りました。
少し移動して、静岡県沼津市にある500円の格安のところでした。
安いけれど、綺麗で人が多く、賑わっている印象を受けました。
さっぱりした後にセブンティーンアイスを食べたり雪を投げ合ったりしました。
湯ざめしない程度に。
山腹に位置するところだったので、かなり寒かったです。


海老名サービスエリアで休憩を挟み、それでもかなり早い時間に帰ることができました。
僕を自宅まで送ってくれた二人は、その足でレンタカーを返しに五反田に行きました。
本当にお疲れさまでした。