キナ臭い、それはおいしそう。

この年にもなって、覚えたての言葉を使いたがるクセが抜けません。
仕事で熨斗(のし)について教えてもらったときに、後輩などに「熨斗には外のしと内のしがあってね」などと、通ぶって言ったりしましたし、引越しをした際に不動産屋が使ってた「起算日(きさんび)」という言葉は響きが気に入りすぎて、しばらく頭の中でふわふわ漂っていました。
あ、先日の「スーベニア(お土産とか思い出とかの意)」もそうですね。

いつだったか、キナ臭いという言葉の意味を知りました。
それまで、意味が分からずに、漠然と和菓子が頭に浮かぶ程度の認識でした。
意味が分かってからは、けっこう強気に使ってたかもしれません。
「キナ臭くなってきたんじゃないの~?!」などと。
……思い返すと、そんなに使ってないかも。