制作日誌2
12月8日
ジャズドラムのキットを中心に、生音を加工した音を4分の6拍子のシンコペーションの効いたリズムで配置。
およそ5時間で打ち込み作業を終える。
寝る前に聴いたらスネアの位置を半拍間違えている箇所を発見し、そこ以外もいじってさらに1時間ほど。
12月9日
リズムトラックをWAVの24bitで書きだしたらBR-600(MTR)にインポートできず、16bitに下げたらいけた。
焦った。
昨夜作ったリズムトラックをベース、M1ピアノ、reface DXによるリード、パッド系の音色とバウンス。
女性の笑い声をサンプリング?したシンセのプリセット音源を発見し、ディレイのタイムをいじったり左右に拡げてみたりといろいろ試して、シンプルにリバーブをかけてパンだけ振って使う。
ビブラスラップのピッチを下げてコーラスエフェクトをぶんぶんにかけて使うと気持ちよかった。
リードの音量がほんの少しでかくて、常に意識がそちらに持って行かれるのを微調整。ファインプレー。
そのあとベースの音量がほんの少し小さいのに気づいてまたやり直し。ブーイング。
12月10日
ブレイクにハープシコードの和音を入れる。
それまでと脈絡のない(文脈にない世界観の)コードを使ってみた。
コードは世界観でフォルダ分けして脳内にしまってるので、適宜とりだして合ったり合わないものを使う。
昨夜保留にしたところにグロッケンを代入。
隙間にスッとキラキラした音が入って良い。
レコーダーの内臓ステレオマイクを使って、イントロに小芝居を入れてみたがサムすぎてボツ。
6年くらい前に「来し方行く末」でイントロに「ワンツースリーフォー」とカウントを入れる小芝居(メトロノームに合わせて一人で多重録音してるしバンドサウンドでもないのに何故カウントを入れたのか)をしたが、2年くらい経ってそこがどうしてもイヤで、パラデータのバックアップをレコーダーに移してそこを消してミックスし直した。
そういうことがあったのに同じ轍を踏みそうになった。
あとはトロンボーンとボーカルを入れて完成。
次の休日に歌詞を考えてすぐに歌を録りに行きたい。