制作日誌4

12月30日
プロジェクト名「ボサノバ」にシンセのフルート、ベルなどを足す。

12月31日
「ボサノバ」にオルガンを足す。

2019年1月1日
「ボサノバ」に自作シェイカー(アルミ缶に米を入れた)とカスタネット、シンセのタンバリンを足す。

1月3日
川崎扇町に映像の素材を撮りに行く。
重機や配管の美しい光景。
海沿いで風もあり、カイロや魔法瓶に入れたコーヒーなどを用意していてもこたえる寒さだった。
アルバムのタイトルを決める。

1月4日
「ボサノバ」の歌詞を考える。
タイトルを「レリーフ」に決める。
「海辺のデパート」のオケに、オルゴールとオルガンの音を足す。

1月5日
レリーフ」のトロンボーン、ボーカル録音
「海辺のデパート」の新規ボーカル録音。
9~12時までに録音し、13時~19時までの編集でくたくた。
二つともミックスダウンまで完了。

レリーフ」は浮き彫り細工のことだ。
平面に立体を生み出す彫刻の技法。
歌詞は少女趣味な軽やかで爽やかな感じに一つまみの不穏が混ざる感じ。
歌い方はどこまでも弱々しくけだるく、もはや地声。
アルバムに使った様々なアイデアを混ぜ込んだ集大成のようでいて、目まぐるしく展開する意地悪なカフェミュージックともとれる。
小さい音でのんびりと聴いてもらいたい。

「海辺のデパート」は前作に収録されているが、アルバム曲のニュアンスが強くて、曲の前後にいろいろと付け足して長くしてしまった。
あと、日によって「最高だ!」「う~む最低かも」みたいに聴こえ方が変わるミックス具合だった。
今回、ベースとピアノと歌を録りなおしてついでにオルゴールとオルガンを足して、その他のミックスもやり直して前後の波の音などもさっぱりと消した。
ひとつの独立した曲として生まれ変わったと思うし、新しいアルバムに溶け込んでくれることを祈る。

1月6日
アルバムのジャケット撮影へ。
機材や恰好などを考えて、友人と現地へ。
撮影は順調に終わったが、そのあとでその施設へ許可を取っていないことを思い出した。
メールで問い合わせたので、返事を待とう。

M3への申し込みを済ませた。
4月28日(日)東京流通センター
サークル名「悪い奴ほどよく踊る」
当落発表は2月中旬だったかな。

現在7曲が完成している。
収録時間は23分。
あと2曲作って、30分ほどの時間にしたい。