太陽と戦慄Ⅱ

邦題『太陽と戦慄パート2』
原題は『Lark's Tongues In Aspic 2』で、直訳すると「肉ゼリーの中の雲雀(ひばり)の舌」

このタイトルはこのアルバムにだけ在籍していたパーカッショニスト、ジェイミー・ミューアによって考えられた。
まぁそんなことはどうでもよくて(笑)

太陽と戦慄、プログレの名盤と言われている(らしい)アルバムのラストを締めくくる壮大なインストゥルメンタルなわけです。
フリップの反復するリフにウェットンの暴力的なベースが悪乗りし、そこにデビットのヴァイオリンが絡みブラッフォードの正確さとミューアのアドリブ色の強いリズムが加わりうわぁああ~~ーーーー!!!!!


僕はこれの、5拍子で繰り返されるリフが段々と他の音と交わりながら大きくなっていく時にバベルの塔か何かを登っている竜の気分になるのです(神話にはそんなもん出ないw)
そして全ての音がユニゾンで「ダッダッダッダッダッダッダッダッ!!」と刻むところで一回塔が崩れちゃって、凶悪なギターとベースの交互の時には地面に倒れて失神しそうに気持ちいいのです。
そこにバイオリンの狂的なソロが入るのですが、いつもそこはマックスの音量で聞きます。
いつ聞いても背筋がぞわっと!してため息が出るのです。


ラストもゆっくりとリフが繰り返され、ジェイミーミューアの笛の音やチャカポコ何かを叩く音が混じりながら混沌がでっかくなっていき、また「ダッダッダッダッダッダッダッダッダッ!」となってドラムがロールをして…………みゃーーーーーんみゃーーーーーんみゃーーーーーんみゃーーーーーん!!!!




気持ちいいいぃぃぃぃぃいぃいいい!!!





登校中に聞いてて泣きそうになりました。 いや本当。
学校でも休み時間の十分間にきっちり入るので(8分くらいの曲)けっこう聞きます。

酷い(酷すぎる)レビューですが、僕がキングクリムゾンで今のところ一番好きな曲なので、興味を持っていただけた人がいたら嬉しいです。
クリムゾンに出会うきっかけになったジョジョ大槻ケンヂに感謝です。