トイレを我慢して書いた詩

朝まで飲もうぜ
乾杯! 若者たちに
乾杯! 希望あふれて
乾杯! グラスを満たせ
乾杯! 欲望と熱

氷で薄めちゃ傍観者
暴飲するのはナンセンス

乾杯! 若者たちに
乾杯! 刹那に焦がれて
乾杯! ふちまで濡らせ
乾杯! 毒なファンキーさ

常温で飲めれば数寄者
フルーツ味ならイノセンス

馬で朝帰り問題ないさ
飲酒ダービーだ 捕まえてみろよ
百軒店に雨は降らないさ
あの子に会いに 下品に行けよ 

乾杯! 若者たちに
乾杯! 欲しがる者に
乾杯! たまには僕に
乾杯! もちろん君に

朝まで飲もうぜ心配ないさ! 朝まで飲もうぜ心配ないさ!
朝まで飲もうぜ心配ないさ! 朝まで飲もうぜ心配ないさ!





暗い歌
誰から聞いたの
暗いニュースだ
僕が君を嫌いだなんて
嘘つきばかり だらけ

他人を信じるな
僕だけを信じろ
僕も他人の一部だなんて
屁理屈ばかり だらけ


暗い歌 暗い歌を
気付けば口ずさんでる
暗い歌 暗い歌は
生まれたときから上手だよ


僕だけを信じた
馬鹿な人もいたけど
君がそうなることなんて
人違いだから なので

君だけを信じる
馬鹿に僕はなれない
明るく愉快だけなんて
平坦だから なので

暗い歌 暗い歌を
気付けば口ずさんでる
暗い歌 暗い歌は
しかし熱に溢れてるんだよ





無題
慈愛の正体は 許可か諦めか放任
そこに明確な境は また規定などは存在しない
君を啓蒙しようとする男の目を開けなさい
君を導こうとする男の手を引きなさい
君に説教しようとする男の煙草に火をつけなさい やりなさい

手負いの獣の咆哮は 誰か私を救済してください
そこに正確な願いや ましては希望はない
君を殴ろうとする男の拳にゆだねなさい
君から搾ろうとする男の頭脳に預けなさい
君を酷使しようとする男の予定に任せなさい 耐えなさい

肉が食いたいですか焼きましょう
服が着たいですか縫いましょう
歌を楽しみたいですか手を叩きましょう
年に一度は思い通りに
そうすればまた心は元の器に盛られ
体の在りかはうつろわない