歌詞とか

ニュータウン
一寸先闇 足を取られて
タンポポになっても 咲き誇ろう
一寸先闇 手と手繋いで
アサガオのように 育てられよう

人類がバリーンと砕けるような 広場で
ニュータウンのゆがみは 増してくばかりで
かんしゃく玉あいつに 投げつけてやろうか
アスベストの香りは 『ばんがいち』の思い出

ビッグマザーのような
宇宙的なおせっかい

一寸先闇 足を取られて
タンポポになっても 咲き誇ろう
一寸先闇 手と手繋いで
アサガオのように 育てられよう

人類がバラバラと壊れるような 広場で
ニュータウンのいやらしさ 吹き出すばかりで
セガサターンあいつに 投げつけてやろうか
アスベストの香りは 『ばんがいち』の思い出

ビッグマザーのような
宇宙的なおせっかい

一寸先闇 足を取られて
タンポポになっても 咲き誇ろう
一寸先闇 手と手繋いで
アサガオのように 育てられよう

寝るだけの町で 君はバラバラ
漫画の恋愛 ドラマの殺人
ニュータウンで君 体バラバラ
還暦過ぎたら 象牙の塔で暮らそう




レプリカント
エメラルド鈍色の水面に
ガジュマルの木のボート浮かべて
レプリカントが子供を連れて
岸を離れ静かに漕ぎ出す

万人が愛される アメジストの日のために
千年アミーゴを待ったけど 彼はしかしアンドロイド

労働に従事した時代は
レプリカントの冬の時代で
しかし水面を眺め喜ぶ
子どものことは理解できない

万人が愛される アメジストの日のために
千年アミーゴを待ったけど 彼はしかしアンドロイド 

万人が愛される アメジストの日のために
千年アミーゴを待ったけど システムエラー二度と会えない
万人が愛される アメジストの日のために
千年の時代を働いた 自由を知らぬアンドロイド 

エメラルド鈍色の水面に
ガジュマルの木のボート浮かべた
子供は成長してしまうと
レプリカントの元を離れた

歌えます 踊れます お絵かき得意です



アメジスト
遠くの街の声拾う アンテナを磨け
聞こえてくる雑音に 耳を澄ませろ

「ねぇこの石の名前は?」
アメジスト、勇気を君に」

遠くの街の声拾う アンテナを磨け
聞こえてくる雑音に 耳を澄ませろ

「今なら誰もいないな」
盗まれた綺麗な子供

遠くの街の声拾う アンテナを磨け
聞こえてくる雑音に 耳を澄ませろ

「合言葉はアメジスト
「プラカードは涙で綴ろう」

集え広場に 歩み揃えて
君よさぁ歌え 白夜の町の訪れを



『無題』
ゾンビになってしまった僕の町
終わってるのに生きながらえてる
美しさをないがしろにされて
ゾンビの犬が僕を齧る

気晴らし歩けば 夜空に家畜船

ワゴンセールに積まれたソフトは
遥か昔に遊んだゼビウス
IT土方が涙を流し
絶叫の末バキュラを破る

気晴らし叩けば いななく家畜人

ゾンビになってしまった僕の町
終わってるのに生きながらえてる
やりたくなれば陰でこそこそと
恥ずかしくなきゃたぎらない

気晴らし穿てば 剥き海老とれたて