階段を下っている時に思ったこと

今日、僕の町に雪が降りました。
電車に乗るために駅に行き、地下へ伸びる階段を下りているとき、靴の裏が濡れて滑りやすくなっていたので、注意して階段を下っていました。
僕の隣で、階段を上っていた男の人が足を滑らせて、前に倒れていました。
膝をぶつけたのか、苦痛の表情を浮かべて唸っていました。
連れに肩をかしてもらい上がっていきました。

僕は常々、自分の死因が「階段から転がり落ちて死ぬ」ことのような気がするのです。
階段が若干恐いです。
昔、階段から落ちて大怪我をしたとか、そういうことはないのですが、いつか階段から派手に転がり落ちていくようなそんな気がしています。
手すりにつかまって一段一段降りればいいのでしょうが、せっかちなのでそれは耐えられないと思います。



あともう一つ思ったこと。
どんな美人でも、何かを食べている時には台無しになっている感じがします。
食べるという行為には、美しさのようなものは微塵も感じられません。
実際、クラスの顔のいい人がお弁当を食べている時の顔ったら、失礼ですが見れたものじゃないです。
小さな子供などが美味しそうにお菓子を食べているのは、見ていてとても和むものです。
子供が行っている分にはプラスに捉えられるのに、大人が行っているのを正面から見るとマイナスに捉えてしまうのは、食べるという行為がいくらか原始的な行為だからだと思います。
文明的な行動ばかりしていますが、食べている時くらいは野性的。
野性を美しくないと言っているようなものですかね。