綺麗な場所へ一緒に行こう

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バイトから帰って、肌にさわる夜風が心地よかったので家の近所を歩いて見ました。
ちょっとした物が深夜の月の位置から照らされて、いつもよりちょっと綺麗に見えました。
マンションのゴミ集積場で携帯電話のカメラをパシャパシャ言わせてる怪しい男。通報しないでね。






日曜日はバイトがなかったので、一人でお出かけしました。
まずは渋谷に行って、楽器店とCD店をはしごしました。
マルチトラックレコーダーなるものが欲しいのです。
YAMAHAに行ってみると、数が少ないし知識不足で言ってることがわからないしで、ちょっと居心地が悪かったので、センター街を抜けてちょっとした楽器店に潜り込んでみるも、面白い楽器「ディジェリドゥ」くらいしか見つかりませんでした。

ちなみに、ディジェリドゥとはこういう楽器です。
http://www.youtube.com/watch?v=9g592I-p-dc&feature=fvw

ちなみのちなみに、テクノの神様と言われる、イギリスのAphex Twinというミュージシャンが大胆にこの楽器を取り入れた「Didgeridoo」という曲が有名だったりします。
http://www.youtube.com/watch?v=AAkFBQ6sIcc&feature=PlayList&p=905FE49279B121EB&playnext=1&playnext_from=PL&index=10










話が脇道にそれてしまいましたが、お目当ての物が見つからなかった僕は、いったん喫茶店に入りました。
押しつぶされそうな曇り空で、湿度が高くてむんむんしてたので、けっこう歩きまわった僕は一息入れたかったのです。
ちょっと高級そうな店だったのですが、薄いワイシャツの上に黒いエプロンをつけて蝶ネクタイをしたマスターが、サイフォンに囲まれたカウンターで作業しているのが麗しかったので入店しました。

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どうです? けっこういい感じでしょう?
アイスコーヒーが、真鍮製?……銅製…?…の器に注がれていて、灰皿にはお店の名前が彫られているのもクール!

コーヒーも内装も気に入ったのですが、何よりも僕が心ひかれたのはそこの給仕の女性です。
セルフレームのかわいいメガネをかけていて、シルエットがすらりと整っていて、化粧っ気の薄い相貌
が良かったです。
エプロンの下の私服は黒系統でまとめていて、スカートから覗く太ももの肌の白さときめ細やかさが際立ってまぶしかったです。
道がわからないので……と言ってちょっと用事のある店の場所を尋ねたら、う~んと唸って悩んでから「あーありますよねー……う~ん……わからないです、すいません」と笑いながら言ってくれました。

僕はいったん店の外に出ました、すると看板に求人の紙が貼ってあったので、すぐに引き返して「表に求人の紙があったのですが」と言うと、「あ、あれは隣のビルの看板です」と言われてしまいました。
穴があったら入りたい恥ずかしさでした。
「いい店ですね、また来ます」と言いたかったのですが、言えなくて、「あっはは、すいませんっした」と言いながら店を出てしまいました。
働いていた女性に一目惚れしたからって、バイトの掛け持ちをしてしまうところでした。
いや、その道もアリだろう! アリアリアリアリ!
「日曜日の午後……よし、通おう」道を尋ねるために交番を目指す道すがら、決意を固くしたのでした。
今度行った時は歳くらい知りたいなぁ……。





用事を済ませた後は、バスに乗って中野へと向かいました。
中野ブロードウェイに行けば、見つからない物などない!
しかし、僕が現地に到着したのは既に七時で、八時にはほとんどの店が閉まってしまうブロードウェイでは、もうシャッターを下ろしたり商品の埃を払ったりなどしてました。
とりあえず急いでタコシェに行って、駕籠真太郎の漫画と口琴を買って……としてる間に時刻は七時五十分。
あーもー駄目だ、後日来ようと決めた時に地震が起こり、一瞬「いや、二度と来られないかも」と思ってしまいました。
何事もなく地震は収まりました。 よかったよかった。








駅前まで引き返すと、四人組のグループが路上ライブを行っていました。
ボーカルのお兄さんが酔っぱらい(?)に絡まれながらも歌い続けててカッコよかったです。
でも、歌はあんまり好きじゃなかったです。ちゃらちゃらしてて。
ベーシストの後ろ側に喫煙所の椅子があったので、そこで三十分演奏を聞いてました。
結果わかったのは、パーカッションとボーカルがトイレかなんかに席を外した時にキーボードとベースが二人でしっとりとセッションしてたルパン三世のテーマと、Chick Coreaの「スペイン」という曲がとても素晴らしかったです。
小さい音でひっそりやっていたので、拍手はおろか、立ち止まる人もいなかったのですが、僕はちょっと感動していたのです。
ボーカルが戻ってきて、また最初にやった曲を再度演奏するようだったので、僕は席を立ちました。


スペインはこういう曲です↓ 
http://www.youtube.com/watch?v=huIcAdTbMbM&feature=browch
メロウなキーボードに芯の強いドラムが素敵ですね。
ジャンルはジャズとかフュージョンになると思います。
よくは知らないので間違ってたらご勘弁を。



バスに乗りーの、電車に乗りーの、ちょいと歩きーの、家着きーの、飯食いーの、FELA・KUTI聴きーので記事書きーの。




今日買ったCD↓
BOB MARLEY & THE WAILERS 「Welcom to Dubrock」
BOB MARLEY & THE WAILERS 「REBEL MUSIC」
FELA ANIKURAPO KUTI「ZONBIE」
中学生棺桶「むすめ戦争中」
中学生棺桶「神頼みの似非不良に抗う」
じゃがたら「ロビンソンの庭」
あとサウンド・オブ・ミュージックのミュージカル版の曲集。
音楽とはやるのも聴くのも、金のかかる趣味でございます。