締切のない人生とは……

久米田康治の「かってに改蔵」という漫画で、「わたし自由帳を使うのが苦手で、自分でマス目を書きこんでた」「自由すぎるのは苦痛、束縛されたい!」というくだりがあるのですが、僕もその意見に同感です。

先日、小説サークルlapisさんの本を読んで、あとがきに「いつになってもいいから、小説を一篇完成させてくれ。と言われたら書きあげることができるでしょうか?(答は否でしょう)」ということが書かれていました。まったく同感ですね。


何が言いたいかというと、最近バイトから電話がかかってこないので一週間以上ずっと働いていない、自由だけれどなんだかもやもやする、という話です。





という私的なこともあるのですが、もうひとつ締切に関して話すことがあるなら、それは新波小説団の小説の締切でしょう。
締切が4月1日(嘘じゃないですよ)なのですが、全く手をつけていない状態なのです。焦ります。
締切がなければ、たぶん書いてないでしょう。
そして原稿が集まらずに団誌はできあがらず、この団体は自然消滅して、何かを成し遂げることができなかったという喪失感、悔念、やるせなさなどが積もり積もって、折からの就職難、デフレスパイラルにしゅらしゅら巻き込まれて排水溝に溜まった髪の毛やら陰毛やらと一緒になって死んでしまうことでしょう。

それは困る、というかみじめで泣けるので、小説は締切内に間に合わせようと思います。
死なないために小説を書く、と言えば大義のようでカッコいいですね。



もう一つ締切、という時間的な縛りではなくて、文字数、という縛りのお話を。
Twitterというサービスがあります。
140字以内の「つぶやきYahoo!ブログで言うと『記事』に当たります)」を「つぶやくYahoo!ブログだと『投稿』ですね)」ことで、趣味が合う人に出会って楽しんだり自分を発信して生きてるぞ、と自己を発露することができるサービスです。

僕が三年以上利用しているこのYahoo!ブログは、一つの記事の文字制限が5000文字となっていて、けっこうだらだら書いていても収まってしまうので、ついつい記事が長くなってしまいます。
というか、みなさんの日記を見ると、こんなに長い日記を書く人は稀(まれ)なようです。

Twitterだとその点、140字という、原稿用紙一枚の半分以下しか書けないので、必然的に言葉の数などを削って書いたりするなどの工夫が生まれるわけです。
少ない文字数で誤解されないようにしっかり伝える、ということを考えないといけないわけです。

長らく、ダラダラした日記ばかり書いていたので、僕はこのTwitterという、まるで携帯電話でのメールのやり取りのようなシステムがいまいち楽しめないのですが、一応打開策として「今○○というアーティストの××というアルバム(または曲名)を聴いています」という呟きを連続する、という方向で楽しむことにしました。
こうでもしないと、本当に面白くもなんともないことしか呟けず、なんの意味もないつぶやきだけが溜まってしまうので、今のところは自分に対してのメモ的な役割でお茶を濁しています……。










昨日は何も用事がなく、しかも朝の六時に目が覚めてしまったので、一日中パソコンを触っていました。
あ、パソコンを触る、と言っても、実際にさわっていたのはキーボードとマウスであって、本体には電源を入れるときにしか触れていませんよ。

YouTubeでアニメ「キョロちゃん」「ボンバーマン ジェッターズ」という、懐かしいアニメを見て童心に返りまくっていたのですが、Amazon.comキョロちゃんサウンドトラックを検索すると、中古で四万円以上することがわかり、自分の懐具合と照らし合わせてしまい、いきなり現実に戻ってしまいました。

四万円って………四万円分チョコボール買ったら、おもちゃの缶づめ、いくつ当たるのかなぁ?







さらに昨日は詩集に載せる詩を十個は書く! と意気込んだものの、そんなものすらすら出てくるはずもなく、乾いた脳みそをぎゅうぎゅう絞ってなんとか五つ書くことができました。
あと十五個くらい書いたら詩集として出せる量だと思っているので(僕基準)これなら5月23日の文学フリマには間に合うでしょう。

詩を書く以外には、ずっとアニメを見ていたのと、あとはタイピング検定の練習をしていました。
グーグルで「タイピング 検定」と検索して上の方に表示されたものをクリックして、試しに模擬試験(無料)を体験してみると、けっこう成績がよかったので受けてみようかな、と思いました(このくだりはただの自慢)。

お値段が5250円とお高い気がしないでもないのですが、24時間、自宅でいつでも受けられるとのことなので一応欲しいかも、と思います。
あ、でもこれって試験監督がいるわけじゃないので、一級取得者の人にやってもらって一級合格、ってこともできるんですよね。その辺は本人のプライド次第、ってことなのでしょうか?




検定で思い出して、漢字検定も一緒に調べておきました。
僕はすでに準二級という、とても平凡な級を持っているのですが、電車の扉に貼ってあった広告の問題が二級レベルで、それを解くことができたので、ちょっと自信を持ってしまったので受けようと思います。
わざと簡単な問題で自信を持たせて受験させる………という作戦なのかもしれませんね。

検定に関してちょっと懐疑的な僕。